仮想マシンにパススルー接続した NVMe SSD の無効化
こんにちは。今回は DDA で仮想マシンにパススルー接続した NVMe SSD を Hyper-V ホストに接続しなおししてみます。
Hyper-V ホストに NVMeデバイスを戻す場合は、下記の順番で実施します。
- 仮想マシンに接続したデバイスの 場所のパス を確認
- 仮想マシンをシャットダウン
- Hyper-V ホストでコマンドを実行してNVME デバイスを Hyper-V ホストに接続
仮想マシンに接続したデバイスの 場所のパス の確認
仮想マシンに接続したデバイス情報を確認するには、下記のコマンドを実行します。
Get-VMAssignableDevice -VMName <仮想マシン名>
このコマンド結果から、LocationPath
を確認してください。
NVMe デバイスを Hyper-V ホストに戻す
先ほど仮想マシンに接続している NVMe デバイスの LocationPath
を確認したので、そのデバイスを Hyper-V ホストに接続しなおします。
- 仮想マシンをシャットダウンします。
- 仮想マシンに接続している NVMe デバイスを解除します。
Remove-VMAssignableDevice -LocationPath "PCIROOT(85)#PCI(0200)#PCI(0000)" -VMName VM1
- Hyper-V ホストにデバイスをアサインできるか確認します。
Get-VMHostAssignableDevice
- Hyper-V ホストに NVMe デバイスをアサインします。
Mount-VMHostAssignableDevice -LocationPath "PCIROOT(85)#PCI(0200)#PCI(0000)"
このコマンドを実行すると、Hyper-V ホストのデバイスマネージャーから、NVMe デバイスが見えるようになります。
- アサインしなおした NVMe デバイスを有効にします。
これで無事に NVMe デバイスを Hyper-V ホストに接続しなおしできました。
まとめ
DDA を利用することで、NVMe デバイスを柔軟に仮想マシンに接続/切断をできるのが便利ですね。 仮想マシンでストレージパフォーマンスを求める際の構成として、是非検討いただければと思います。