仮想マシンにパススルー接続した NVMe SSD の無効化

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こんにちは。今回は DDA で仮想マシンにパススルー接続した NVMe SSD を Hyper-V ホストに接続しなおししてみます。

Hyper-V ホストに NVMeデバイスを戻す場合は、下記の順番で実施します。

  1. 仮想マシンに接続したデバイスの 場所のパス を確認
  2. 仮想マシンをシャットダウン
  3. Hyper-V ホストでコマンドを実行してNVME デバイスを Hyper-V ホストに接続

仮想マシンに接続したデバイスの 場所のパス の確認

仮想マシンに接続したデバイス情報を確認するには、下記のコマンドを実行します。

Get-VMAssignableDevice -VMName <仮想マシン名>

このコマンド結果から、LocationPath を確認してください。

NVMe デバイスを Hyper-V ホストに戻す

先ほど仮想マシンに接続している NVMe デバイスの LocationPath を確認したので、そのデバイスを Hyper-V ホストに接続しなおします。

  1. 仮想マシンをシャットダウンします。
  2. 仮想マシンに接続している NVMe デバイスを解除します。
     Remove-VMAssignableDevice -LocationPath "PCIROOT(85)#PCI(0200)#PCI(0000)" -VMName VM1
    
  3. Hyper-V ホストにデバイスをアサインできるか確認します。
    Get-VMHostAssignableDevice
    

  4. Hyper-V ホストに NVMe デバイスをアサインします。
     Mount-VMHostAssignableDevice -LocationPath "PCIROOT(85)#PCI(0200)#PCI(0000)"
    

    このコマンドを実行すると、Hyper-V ホストのデバイスマネージャーから、NVMe デバイスが見えるようになります。

  5. アサインしなおした NVMe デバイスを有効にします。

これで無事に NVMe デバイスを Hyper-V ホストに接続しなおしできました。

まとめ

DDA を利用することで、NVMe デバイスを柔軟に仮想マシンに接続/切断をできるのが便利ですね。 仮想マシンでストレージパフォーマンスを求める際の構成として、是非検討いただければと思います。